iCloudに保存した写真をWindows PCで確認する方法(iCloud for Windows)

iPhoneで撮った写真をPCで気軽に見たいけど、どうすればいい?

Windowsの場合は、「iCloud for Windows」を使ってみよう!
画像形式が『.heic』(HEIF形式)となっていて見れない!というケースは以下記事にて。

iPhoneで撮影・保存した写真や画像をWindows PCで見るには、こちらの記事 で紹介しているようなメールやクラウドサービスを使う以外に、PCから直接Appleのクラウドサービス(iCloud)にアクセスできるアプリを使う方法があります。

本記事では、Windows PCからiCloudにアクセスできる「iCloud for Windows」の使い方を解説します。
Mac PCの場合、Apple IDを入力するだけでアクセスできます。(詳しくは こちら にて)

「iCloud for Windows」のインストール方法

Google Chromeなどのウェブブラウザ「iCloud for Windows」と検索するか、こちら から無料でダウンロードできます。

対応しているバージョンは「Windows 10以降」となっているので、その点だけ注意です。
また、iCloudにサインインするためにApple IDとパスワードが必要です。

iCloud for Windows をインストールしてみた

実際にWindows PCにインストールしてみました。

アプリの取得

iCloud for Windows at AppStore

ブラウザで「iCloud for Windows」と検索すると、Appleの公式ページが表示されます。(こちら からもアクセスできます。)

クリックするとダウンロード画面が表示されるので、『Microsoft StoreからWindows用iCloudをダウンロードする』をクリックします。

iCloud for Windows at Microsoft Store

Microsoft Storeの画面に飛ぶので、青色アイコン『Microsoft Storeアプリの取得』をクリックします。

Popup Window of Open Microsoft Store

「Microsoft Storeを開きますか?」というポップアップウィンドウが表示されるので、『Microsoft Storeを開く』をクリックします。

Popup Window of Get iCloud for Windows

Microsoft Storeのウィンドウが表示されるので、『入手』をクリックしてアプリをダウンロードします。

アプリの評価は5段階中の約2.5で、割と酷評です。(2023年2月)
レビューでは、データが見れなかったりアップできなかったりと不具合多数のようです。が、これらの不評は1年以上前のものが多く、今は改善されています。
実際、2022年2月の評価は1.8でしたので、この1年ほどで評価は上がってきていますね。

Downloading of iCloud for Windows

『入手』をクリックするとダウンロードが始まるので、完了するまで待ちます。

アプリの初期設定

Downloaded iCloud for Windows

ダウンロードが完了したら、左下のWindowsマークからiCloudアプリを探して起動します。

インストールしたばかりの段階では、一番上の「最近追加されたもの」に表示されています。
もしiCloudアプリが見つからないようでしたら再起動します。

Signup for iCloud

初めてアプリを起動するときは、iCloudにアクセスするためにサインインする必要があります。

自身のApple IDとパスワードを入力し、『サインイン』をクリックします。

Passcode Window of iCloud

自身のiPhoneやiPadなどに6桁の確認コードが表示されるので、それを入力して『次へ』をクリックします。

Select items window of iCloud for Windows

サインインできたら、iCloudのどのデータを同期するか選択します。

iPhoneの写真をPCで表示したい場合は『写真』にチェックを入れます。

その後、『適用』をクリックします。

ブックマークをチェックした場合

以下のような画面が表示されます。『キャンセル』をクリックすると、ブックマークは同期から外れます。

Bookmark for iCloud for Windows
こちらのウィンドウが表示されます。
Bookmark for Chrome of iCloud for Windows
ブラウザがChromeの場合、拡張機能が必要です。
doctor check for iCloud for Windows

「診断情報をAppleに送信しますか?」と聞かれます。

どちらでも構いませんので、『自動的に送信する』『送信しない』好きな方をクリックします。

Set up for iCloud for Windows

以上で設定完了です。

これでPCに保存されているデータと同じように、エクスプローラー(フォルダ)からiCloudに保存されている写真等が見れるようになっているはずです。

iCloudの保存データを開く

アプリの設定完了後に適当なフォルダかエクスプローラーを開くと、左側に『iCloud Drive』と『iCloud写真』が追加されています。

explore window after installed and setup for iCloud for Windows

それぞれの項目については以下の通り。

iCloud Drive

iCloud Drive Folder
iCloud Driveの中身。

Desktopフォルダには、Macのデスクトップに保存しているデータが入っています。

Windows PCでは開けないデータもあるせいか、iCloudに保存されている全データが見れるわけではなさそうです。

iCloud写真

Pics in iCloud for Windows
iCloud写真

写真の読み込みにやや時間がかかりましたが、Windows PCでも写真を表示できました。

なお画像数が多い場合、目的の写真を探すのが大変です。フォルダ右上に検索窓があるので、画像名を入力して検索するのがオススメです。(画像名の調べ方は以下を参照)

iPhoneで画像名を調べる方法

目的の画像を選択しiをタップすると、その画像名がわかります。

iPhoneで画像の詳細(インフォメーション)を表示する方法
画像名のほか、撮影日時や画像サイズなども表示されます。
HEIF形式(.heic)の画像を開く方法

最近のiPhoneで撮った写真はHEIF(.heic)と呼ばれる形式で、PCでは開けない場合がありJPGなどに変換する必要があります。

変換方法は以下記事で解説していますので、PCで開けない場合は参考にしてください。

まとめ

以上、iCloud for Windowsのインストール方法について解説しました。

以前は不具合が多かったiCloud for Windowsアプリですが、今はだいぶ改善されているようです。
インストールは無料で、特に難しい設定もなく、写真など画像共有であればすぐ使うことができました!

簡単に、手順を纏めておきます。

  1. Microsoft Storeで「iCloud for Windows」を入手 → インストール
  2. インストール後、iCloud for Windows を開いてサインイン
  3. 同期させたい項目にチェックを入れ、「適用」をクリック
  4. エクスプローラー または 適当なフォルダを開き、左側のフォルダ一覧に表示されている「iCloud Drive」または「iCloud写真」を開く
  5. iCloudに保存されているデータが表示される

スマホがiPhone かつ PCにはWindowsを使用されている方、ぜひ使用を検討してみてください!

なお、逆にOneDriveに保存したデータをMacで見られる方法もあり、以下記事で紹介しています。OneDriveとMacを使っている方は必見です!

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