説明リスト 実装解説|Description List

説明リスト デザイン見本

HTML の <dl>・<dt>・<dd> を使った説明リストのスタイル実装デモ。用語集・プロフィール・FAQ などに活用でき、コピーしてすぐに使えるコードを掲載しています。
HTML・CSS・JSコードプレビューツール にて実装確認ができます。

① 基本スタイル — デフォルト / ボーダー / カード風

HTML
Webページの構造を定義するマークアップ言語。
CSS
Webページの見た目(色・レイアウト・フォント)を指定するスタイルシート言語。
JavaScript
Webページに動的な動作を加えるプログラミング言語。

現在: デフォルトスタイル

HTML
<dl>
  <dt>HTML</dt>
  <dd>Webページの構造を定義するマークアップ言語。</dd>
  <dt>CSS</dt>
  <dd>Webページの見た目(色・レイアウト・フォント)を指定するスタイルシート言語。</dd>
  <dt>JavaScript</dt>
  <dd>Webページに動的な動作を加えるプログラミング言語。</dd>
</dl>
CSS
dl {
  margin: 0;
  padding: 0;
  font-size: 0.88rem;
}

dt {
  font-weight: 700;
  color: #1a1a2e;
  margin-top: 10px;
}

dt:first-child {
  margin-top: 0;
}

dd {
  margin: 4px 0 0 0;
  padding-left: 12px;
  border-left: 3px solid #e2e8f0;
  color: #555;
}
<dl> / <dt> / <dd>

<dl> は「description list(説明リスト)」の略。<dt>(term = 用語)と <dd>(details = 詳細)をペアで使います。用語集・FAQ・プロフィールなど「ラベル:値」の形を表現するのに意味的に正しい要素です。<ul>/<ol> との違いは、順序のある箇条書きではなく「用語と説明のペア」である点です。

② レイアウト — 縦積み / Flexbox / CSS Grid

名前
山田 太郎
職業
Webデザイナー
所在地
東京都渋谷区
スキル
HTML / CSS / JavaScript

現在: 縦積み(デフォルト)

HTML
<dl>
  <dt>名前</dt>
  <dd>山田 太郎</dd>
  <dt>職業</dt>
  <dd>Webデザイナー</dd>
  <dt>所在地</dt>
  <dd>東京都渋谷区</dd>
  <dt>スキル</dt>
  <dd>HTML / CSS / JavaScript</dd>
</dl>
CSS
dl {
  margin: 0;
  padding: 0;
  font-size: 0.88rem;
}

dt {
  font-weight: 700;
  color: #475569;
  font-size: 0.85rem;
  margin-top: 8px;
}

dt:first-child {
  margin-top: 0;
}

dd {
  margin: 2px 0 0 0;
  color: #1e293b;
}
display: grid による横並び

dl に display: grid と grid-template-columns: 90px 1fr を指定すると、dt と dd が自動的に左右2列に整列します。dt が 90px 固定、dd が残りの幅を占めるため、プロフィール情報や仕様表をすっきり表示できます。Flexbox を使う方法は、dt と dd に display: flex を組み合わせて実装します。

③ ボーダースタイル — 下線のみ / 全罫線 / 左アクセント

公開日
2026年3月
カテゴリ
HTML / CSS
難易度
初級〜中級

現在: 下線スタイル

HTML
<dl>
  <div class="dl-row">
    <dt>公開日</dt>
    <dd>2026年3月</dd>
  </div>
  <div class="dl-row">
    <dt>カテゴリ</dt>
    <dd>HTML / CSS</dd>
  </div>
  <div class="dl-row">
    <dt>難易度</dt>
    <dd>初級〜中級</dd>
  </div>
</dl>
CSS
dl {
  margin: 0;
  padding: 0;
  font-size: 0.88rem;
}

.dl-row {
  display: flex;
  align-items: center;
  gap: 16px;
  padding: 10px 0;
  border-bottom: 1px solid #e2e8f0;
}

.dl-row:last-child {
  border-bottom: none;
}

dt {
  font-weight: 700;
  color: #64748b;
  font-size: 0.85rem;
  min-width: 80px;
  flex-shrink: 0;
}

dd {
  margin: 0;
  color: #1e293b;
}
dl-row パターン(div によるグループ化)

<dt> と <dd> を <div> で囲む手法は HTML の仕様で認められている記法です(W3C 仕様)。div でグループ化することで Flexbox による横並びと、行ごとのボーダー設定が容易になります。dt に min-width と flex-shrink: 0 を指定してラベル幅を固定するのが実務でよく使われるパターンです。

④ デザインバリエーション — フラット / バッジ / カラフル

フレームワーク
React
言語
TypeScript
ライセンス
MIT
バージョン
v3.2.1

現在: フラットスタイル

HTML
<dl>
  <div class="dl-row">
    <dt>フレームワーク</dt>
    <dd>React</dd>
  </div>
  <div class="dl-row">
    <dt>言語</dt>
    <dd>TypeScript</dd>
  </div>
  <div class="dl-row">
    <dt>ライセンス</dt>
    <dd>MIT</dd>
  </div>
  <div class="dl-row">
    <dt>バージョン</dt>
    <dd>v3.2.1</dd>
  </div>
</dl>
CSS
dl {
  margin: 0;
  padding: 0;
  font-size: 0.88rem;
}

.dl-row {
  display: flex;
  align-items: center;
  gap: 12px;
  padding: 8px 12px;
  background: #f8fafc;
  border-radius: 6px;
  margin-bottom: 6px;
}

.dl-row:last-child {
  margin-bottom: 0;
}

dt {
  font-weight: 700;
  color: #64748b;
  font-size: 0.82rem;
  min-width: 110px;
  flex-shrink: 0;
}

dd {
  margin: 0;
  color: #1e293b;
}
dt をバッジ風にする

dt 要素に背景色・角丸・padding を指定することで「バッジ」や「タグ」のような見た目になります。カラフルスタイルでは :nth-child() で行ごとに色を切り替えることで、視認性の高いリストが作れます。用途やサイトのトーンに合わせてカラーを変更してください。

⑤ レスポンシブ — 横並びをスマホで縦積みに戻す

名前
山田 太郎
職業
Webデザイナー
所在地
東京都渋谷区

現在: 480px 超(grid 2列)

HTML
<dl>
  <dt>名前</dt>
  <dd>山田 太郎</dd>
  <dt>職業</dt>
  <dd>Webデザイナー</dd>
  <dt>所在地</dt>
  <dd>東京都渋谷区</dd>
</dl>
CSS
dl {
  display: grid;
  grid-template-columns: 90px 1fr;
  margin: 0;
  padding: 0;
  font-size: 0.88rem;
}

dt {
  padding: 8px 12px;
  background: #f0f4f8;
  border-bottom: 1px solid #e2e8f0;
  font-weight: 700;
  font-size: 0.83rem;
  color: #475569;
}

dd {
  padding: 8px 12px;
  border-bottom: 1px solid #e2e8f0;
  margin: 0;
  color: #1e293b;
}

dt:last-of-type,
dd:last-child {
  border-bottom: none;
}

@media (max-width: 480px) {
  dl {
    grid-template-columns: 1fr;
  }

  dt {
    border-bottom: none;
    border-radius: 4px 4px 0 0;
  }

  dd {
    padding: 8px 12px 12px;
  }
}
1列に戻すだけでスマホ対応は完了する

横並びの正体は grid-template-columns: 90px 1fr という「2列」の指定です。したがってメディアクエリの中で 1fr と書き換えて1列に戻せば、dt と dd が自動的に縦積みになります。dt の幅を狭めたり文字を小さくして粘るより、素直に縦へ落とすほうが読みやすくなります。Flexbox で組んだ場合は dt の width 指定と dd の min-width を解除します。

デモのボタンはメディアクエリの代わり

上のデモは説明のためにボタンで表示幅を切り替えていますが、実際のページではブラウザの幅に応じて自動的に切り替わります。コピペ用コードをそのまま貼り、ブラウザの横幅を 480px 以下まで縮めれば同じ結果になります。しきい値の 480px は目安なので、dt に入る文字数に合わせて調整してください。

⑥ 1対多・多対1 — dt と dd は1対1でなくてよい

HTML
Webページの構造を定義する言語。
CSS
Webページの見た目を指定する言語。
対応ブラウザ
Google Chrome
Firefox
Safari
対応OS
Windows 11
macOS 14 以降
JS
ECMAScript
どちらも同じプログラミング言語を指す呼び方。
スタイルシート
CSS
Webページの見た目を定義する仕組みの呼び方。

現在: 1つの dt に1つの dd

HTML
<dl>
  <dt>HTML</dt>
  <dd>Webページの構造を定義する言語。</dd>
  <dt>CSS</dt>
  <dd>Webページの見た目を指定する言語。</dd>
</dl>
CSS
dl {
  margin: 0;
  padding: 0;
  font-size: 0.88rem;
}

dt {
  font-weight: 700;
  color: #2563eb;
  font-size: 0.85rem;
  margin-top: 14px;
}

dt:first-child {
  margin-top: 0;
}

dt + dt {
  margin-top: 2px;
}

dd {
  margin: 4px 0 0 0;
  padding: 3px 0 3px 12px;
  border-left: 3px solid #bfdbfe;
  color: #334155;
}
dt と dd の個数は揃っていなくてよい

<dl> の仕様では、1つの <dt> に対して <dd> を何個続けても構いませんし、逆に複数の <dt> に1つの <dd> をぶら下げることもできます。前者は「対応ブラウザ」のように1つの項目が複数の値を持つ場合、後者は「JS」と「ECMAScript」のように別名が同じ説明を共有する場合に使います。テーブルと違って個数を揃える必要がないのが <dl> の強みです。

dt + dt で別名どうしの間隔を詰める

複数の dt を連続させると、そのままでは項目の切れ目が分かりにくくなります。dt + dt という隣接セレクタを使えば「dt の直後に来る dt」だけを狙えるため、別名どうしは詰めて、新しい項目の前だけ余白を空ける、という調整が1行でできます。

よくある質問

<dl> と <table> と <ul> はどう使い分けますか?

「名前と値がペアになっている」なら <dl> です。プロフィール、仕様一覧、用語集、FAQなどが該当します。「行と列の両方に意味がある集計データ」なら <table>、「ただの箇条書きで各項目に見出しがない」なら <ul> を使います。見た目が表っぽいかどうかではなく、中身がペア構造かどうかで選んでください。テーブルの実装解説はこちら

<dt> と <dd> を <div> で囲んでも大丈夫ですか?

問題ありません。HTMLの仕様で明示的に認められている書き方です。<dl> の直下に置ける要素は本来 <dt><dd> だけですが、両者をまとめる目的の <div> だけは例外として許可されています。Flexbox で1行ずつ横並びにしたい場合や、行ごとに罫線を引きたい場合は、この囲み方がほぼ必須になります。③のデモがこの形です。

横並びにしたらスマホで崩れてしまいます。

横並びは grid-template-columns: 90px 1fr という「2列」の指定なので、画面が狭くなると右側の dd がつぶれます。メディアクエリの中で grid-template-columns: 1fr と書き換えて1列に戻せば解決します。⑤のデモでPC幅とスマホ幅を切り替えて確認できます。

1つの用語に説明を複数書きたいのですが、<dl> を2つ並べるべきですか?

その必要はありません。1つの <dt> の後ろに <dd> を必要な数だけ続けて書けます。「対応ブラウザ: Chrome / Firefox / Safari」のように1項目が複数の値を持つケースは、これが正しい書き方です。逆に複数の <dt> に1つの <dd> をぶら下げることもできます。⑥のデモを参照してください。

<dd> の左側の余白が消せません。

ブラウザの初期スタイルで ddmargin-left: 40px が入っているためです。dd { margin: 0; } または margin-left: 0 で解除できます。同様に dl にも上下 1em の margin が入っているので、レイアウトを正確に組みたいときは dl { margin: 0; padding: 0; } をあわせて指定しておくと安全です。本ページのコピペ用CSSはすべてこの解除を含めています。


当サイトで公開しているWebデザインやUIの実装例は、一覧として以下記事に纏めています。

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