EC-CUBE 4の管理画面URLは、誰でも推測できる文字列のままだと不正アクセスの入口になります。ログインIDとパスワードが必要とはいえ、変えておくに越したことはありません。管理画面から変える方法と、ファイルサーバーから変える方法の2通りを紹介します。
管理画面の「設定」→「システム設定」→「セキュリティ管理」から変更できます。これが一番簡単で確実です。
管理画面に入れない、あるいはURL自体を忘れた場合は、サーバー上の .env にある ECCUBE_ADMIN_ROUTE を書き換えます。書き換えたらキャッシュの削除が必須です。
ECCUBE_ADMIN_ROUTE=admin
bin/console cache:clear --no-warmup
【動作環境】EC-CUBEのバージョン:4.3.0 / サーバー:Xserver
操作を誤ると管理画面に入れなくなる可能性があります。修正前のファイルをダウンロードしておくなど、バックアップしてから作業してください。
管理画面URLはどこで決まっているのか
管理画面URLの実体は、EC-CUBEのルートディレクトリにある .env の ECCUBE_ADMIN_ROUTE という 環境変数 ひとつです。
https://(ドメイン)/(ECCUBE_ADMIN_ROUTEの値)
管理画面から変更する操作も、内部的にはこの値を書き換えているだけです。だからどちらの方法でも結果は同じになります。
初期値は環境によって違います。EC-CUBE公式のインストーラは既定で admin を書き込みますが、レンタルサーバーの簡単インストールなど、インストール方法によっては別の値(administrator など)が入っていることがあります。
いま何になっているかは .env を見るのが確実です。管理画面URLを忘れてしまったときも、ここを見れば分かります。
方法1:管理画面から変更する
「設定」→「システム設定」→「セキュリティ管理」を開くと、管理画面URLを入力するフォームがあります。ここに新しいURLを入れて登録するだけです。
設定 → システム設定 → セキュリティ管理
もっとも簡単で間違いがない方法です。管理画面に入れる状態なら、こちらを使ってください。
方法2:.env ファイルから変更する
ファイルサーバーから直接変更することもできます。管理画面URLを忘れて入れなくなったときはこちらしかないので、場所だけでも覚えておくと安心です。
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STEP1ルートディレクトリの「.env」ファイルを開く
Xserverであれば、ファイルマネージャーから対象プロジェクトの
public_htmlにある.envを開きます。.envは先頭がドットで始まる隠しファイルです。見当たらない場合は、ファイルマネージャーやFTPソフトの隠しファイル表示を有効にしてください。 -
STEP2「ECCUBE_ADMIN_ROUTE」を探す
ここに設定されている値が、そのまま管理画面のURLになります。
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STEP3値を希望のURLに書き換える
たとえば
adminにしたい場合は次のように書きます。ECCUBE_ADMIN_ROUTE=admin変更前の値を残しておきたい場合は、行頭に
#を付けてコメントアウトできます。#ECCUBE_ADMIN_ROUTE=administrator ECCUBE_ADMIN_ROUTE=admin新しいURLは推測されにくいものにしてください。
adminやadministratorのような定番の文字列では、変更する意味がほとんどありません。不正アクセスを防ぐのが目的なので、他人が思いつかない文字列にします。 -
STEP4保存してキャッシュを削除する
うまくいかないときは
| 症状 | 原因と対処 |
|---|---|
| 新しいURLで「ページが見つかりません」 | キャッシュが残っている。STEP4のコマンドを実行する |
bin/console: 許可がありません | 実行権限がない。下記のコマンドで権限を付けてから再実行する |
| PHPのバージョン要件のエラーが出る | 既定のPHPが古い。バージョンを明示してコマンドを実行する |
| 古いURLでも入れてしまう | ブラウザにキャッシュが残っている。スーパーリロードで確認する |
「bin/console: 許可がありません」と表示されたら
実行 権限 を付けてから、もう一度キャッシュ削除を実行します。
cd bin
chmod 0704 console
cd ..
PHPのバージョン要件でエラーが出たら
使いたい PHP のバージョンを明示してコマンドを実行します。以下はPHP 8.3を指定する例です。
/usr/bin/php8.3 bin/console cache:clear --no-warmup
PHPのバージョン切り替え方法(コマンドライン)
まとめ
- 管理画面URLの実体は
.envのECCUBE_ADMIN_ROUTEひとつ - 初期値は環境によって違う。いまの値は
.envを見れば分かる(URLを忘れたときもここ) - 管理画面に入れるなら「設定 → システム設定 → セキュリティ管理」が最も簡単
- ファイルから変えた場合はキャッシュの削除が必須
- 新しいURLは推測されにくい文字列にする。変更後はブックマークの更新も忘れずに
EC-CUBEのカスタマイズに関する記事
- カスタマイズのまとめ
- 管理画面のログインIDとパスワードが分からないときの対処法
- PHPのバージョン切り替え方法(コマンドライン)
- 【XServer】Windows PCからSSH接続する方法
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