ヘッダー / フッター
Header / Footer
概要(サマリー)
ヘッダーとフッターとは、Webページの上部(ヘッダー)と下部(フッター)に配置されるレイアウト領域のことである。ヘッダーにはサイトのロゴ・ナビゲーションメニュー・検索ボックスなどが置かれ、フッターには著作権表示・プライバシーポリシーへのリンク・サイトマップなどが置かれることが多い。多くのサイトでは共通パーツとして機能するため、サイト全体の統一感やナビゲーション体験に直結する。
詳細解説
HTMLでの記述方法
HTMLでは、ヘッダーとフッターを意味的に表すためのタグが用意されている。
<header>
<a href="/">サイトロゴ</a>
<nav>
<ul>
<li><a href="/about">About</a></li>
<li><a href="/contact">Contact</a></li>
</ul>
</nav>
</header>
<main>
<!-- ページ固有のコンテンツ -->
</main>
<footer>
<p>© 2026 サイト名. All rights reserved.</p>
</footer>
<header> <footer> <nav> <main> などのタグを使うことで、ページの構造を機械にも人にも伝えやすくなる(セマンティックHTML)。なお、<header> や <footer> はページ全体の上部・下部だけでなく、記事やセクションの導入部・末尾を表すために使われることもある。
ヘッダーに置くべき要素
- ロゴ・サイト名: ブランドの識別とトップページへのリンク
- ナビゲーションメニュー: 主要ページへの導線
- 検索ボックス: コンテンツへのアクセスを助ける
- CTAボタン: 「問い合わせ」「ログイン」など行動を促す要素
フッターに置くべき要素
- 著作権表示: 例:
© 2026 サイト名 - プライバシーポリシー・利用規約へのリンク
- SNSリンク
- 補足的なナビゲーション(サイトマップ代わりのリンク集)
スマホ対応(レスポンシブ)
PC表示では横並びのヘッダーナビゲーションも、スマホではレスポンシブデザインに合わせて、ハンバーガーメニュー、簡略化したナビゲーション、下部ナビなど画面幅に合った形に切り替えることが多い。CSSのメディアクエリとJavaScriptで制御する。
CMSとの関係
WordPressなどのCMSでは、ヘッダーとフッターはテーマやテンプレートの共通パーツとして管理される。WordPressのクラシックテーマでは header.php と footer.php が使われることが多い。一方、ブロックテーマではヘッダーやフッターをテンプレートパーツやサイトエディターで扱うケースがある。AIにWordPressのカスタマイズを依頼するときは、使っているテーマがクラシックテーマかブロックテーマかも伝えるとよい。
AIコーディングとの関係
AIにWebページのレイアウトを作らせると、<div> ばかりを使った構造で返ってくることがある。ヘッダー / フッターの意味を理解していれば、「<header> と <footer> を使ったセマンティックな構造にしてください」のように具体的に指示できる。
WordPressのテーマカスタマイズをAIに依頼するときは、使っているテーマがクラシックテーマ(header.php / footer.php を直接編集する)かブロックテーマ(テンプレートパーツやサイトエディターで編集する)かを伝えると、的確なコードや手順を提案してもらいやすくなる。
たとえば、次のように相談すると具体的な回答を得やすい。
WordPressのクラシックテーマを使っています。header.phpのナビゲーションを、
スマホ表示時にハンバーガーメニューへ切り替えたいです。
既存のCSS設計を大きく変えない範囲で、実装方法を教えてください。
よくある勘違い
ヘッダーはページの一番上の「大きな画像エリア」のこと?
必ずしもそうではない。「ヘッダー画像」や「ヒーローイメージ」と混同されやすいが、HTMLの <header> タグはナビゲーションなどを含むサイト上部の構造的な領域を指す。大きなビジュアルは <header> の中に含まれる場合もあるが、それ自体をヘッダーと呼ぶのは厳密には異なる。
フッターには何を置いてもいい?
フッターは「ページの最後に来る補足情報の場所」という役割がある。主要なコンテンツや重要なCTAをフッターに隠してしまうと、ユーザーが見つけにくくなる。重要な情報はヘッダーや本文内に配置し、フッターは補足的な位置づけにするのがUXの観点から望ましい。
ヘッダー・フッターの変更は1箇所直せば全ページ反映される?
CMSやフレームワークを使っていれば、基本的にはそうだ。しかし、静的HTMLで各ページに直接ヘッダー・フッターを書いている場合は、全ページ個別に修正が必要になる。これを避けるためにCMSやテンプレートエンジンが使われる。
まとめ
- ヘッダー / フッターは、Webページの上部(ヘッダー)と下部(フッター)に配置されるレイアウト領域のこと。
- HTMLでは
<header><footer>タグを使い、ページの構造を機械にも人にも伝えやすくする(セマンティックHTML)。 - ヘッダーにはロゴやナビゲーション、フッターには著作権表示や補足リンクなど、置くべき要素の役割が異なる。
- スマホ表示では、レスポンシブデザインに合わせてハンバーガーメニューなど画面幅に合った形に切り替えることが多い。
- WordPressなどのCMSでは、テーマの共通パーツとしてヘッダー・フッターが管理される。
情報ソース
- MDN Web Docs: <header>: The Header element
- MDN Web Docs: <footer>: The Footer element
- WordPress Developer Resources: Templates
- WordPress.org Documentation: Block themes
より詳しくAIに聞いてみよう
- ヘッダーとフッターの役割と、置くべきコンテンツの違いを教えてください。
- HTMLのセマンティックタグ(header・footer・nav・main)の使い方を初心者向けに教えてください。
- スマホ対応のハンバーガーメニューをヘッダーに実装する基本的な方法を教えてください。
- WordPressのheader.phpとfooter.phpを安全にカスタマイズする方法を教えてください。
- AIコーディングでヘッダー・フッターを含むページレイアウトを生成してもらうコツを教えてください。