型押し・箔押しとは? 名入れの印刷技術 #07

型押し・箔押し
箔押し印刷のイメージ

革製の手帳や財布などに凹凸をつけ、立体的な名入れを施すのが型押し
さらにこの凹凸にゴールドやシルバーの薄い箔を付けることで、立体的かつ光沢のある名入れを施すのが箔押し

本記事では、型押し(エンボス加工)と箔押しについて解説します。

  • 「名入れ」ってそもそも何? という方はこちら↓
目次

型押し(エンボス加工)とは?

凹凸のついた金属版(型)を熱を加えながらプレスすることで、凹状の模様を表現する技法のこと。エンボス加工と呼ばれることもあり、手で触るとデコボコとした立体感を味わえます。

対象となるグッズは、キーホルダーや手帳、財布などの皮革製品(表面に突起が付いていたりするとNG)。革の素材感がそのまま残り、ナチュラルで高級感のある仕上がりとなります。

型押しの手順

型押しの手順はとても単純。
好きなデザインを施した金属版(型)を機械に設置し、それを商品にスタンプするだけです。

以下に1分程度の動画を貼っておくので、これを見ていただければイメージがつくかと思います。

型押しによるオリジナル名入れプリント

箔押しとは?

熱と圧力をかけて金や銀の箔をグッズに転写することで、立体感のあるキラキラとした名入れを行う技法。

冒頭の写真のように表面に光沢がでるため、皮革製品だけでなくクリアファイルや卓上カレンダーにもおすすめの名入れ方法です。

箔押しの手順

こちらも手順自体はシンプルで、先程の型押しに一つ手順を加えるだけ。

金属版(型)をグッズにプレスするとき、その間に金箔や銀箔等を挟んでおきます。箔に圧力と熱が加わることで、箔が型状に印刷されるという仕組みです。

こちらもイメージしやすい動画を貼っておきます。

大洋印刷 / 箔押しの手順は1分30秒くらいまで

型押し・箔押しのメリット・デメリット

メリット

  • 素材感を活かした自然な仕上がり。立体的で高級感も出ます。
  • 箔押しの場合、パッド印刷シルク印刷転写印刷などでは表現できない金・銀といった光沢を再現できる。

デメリット

  • 対象となるグッズが少ない。
  • 凹凸をつける名入れ方法のため、対象グッズにある程度の厚みが必要。(薄い紙などは不適)
  • 金属版(型)の作成が必要で、コストと時間がかかる。
  • 細かなデザインが苦手で、小さな文字や線は潰れてしまうリスクがある。

型押し・箔押しの費用

印刷代金:30~150円/個に加え、版の作成費用として10,000円程度が必要。

型押し・箔押しにオススメのグッズ

単価¥198 /個
入数180個
※金額は税込表示です。
単価¥231 /個
入数160個
※金額は税込表示です。
単価¥152 /個
入数240個
※金額は税込表示です。
携帯用マスクカバー
単価¥197 /個
入数100個
※金額は税込表示です。

※もっと知りたい方は、こちらを覗いてみてください。→ 型押し・箔押し可能ノベルティ

まとめ

以上、型押し(エンボス加工)・箔押しについてり簡単に纏めてみました。
ノベルティへの名入れやオリジナルグッズ製作をお考えの方に、少しでも参考になってくれれば嬉しいです!

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